反応染料で綿を染める


1.直接染料 2.反応染料 3.化学藍 4.スレン染料

浸染(しんぜん)について
特徴
  • 染色浴に、染める素材を入れて染めます。
  • 一般的に、同色で均一に全体を染める染色方法です。
  • 綿などを染める染料の中で、色の耐久性が強い染料です。
  • 染色条件を厳密に守って染めないといけないため、染色方法はやや難しい染料です。
  • 市販の衣類と同等の色の耐久性があります。
    ただし、染色方法をきちんと守らなかった場合は色落ちします。

染色の前に行なう処理

薬品名 役割
針状石鹸ソーダ灰 糸または布の油や糊等の汚れや不純物を取り除く。

使用する道具
名称 用途
必ず必要な道具 コンロ お湯で処理する必要があるため
鍋・ボウル・寸胴など 火にかけられる容器で、染める素材がゆったり浸かるぐらいの容器を準備します。
ガラス棒・菜ばし・トングなど ムラ処理防止のため時々染める素材を動かす必要があります。
小さめの容器 粉末の薬品を溶かすため
量り 使用する助剤の量を計量するのに使用します。家庭用の量りでかまいません。
精度の高いタイプは、取り扱っております。
計量カップ 水の量に対して、使用する薬品の量を決める時に使用します。
あると便利な道具 手袋、泡だて器、 ステンレス染色平カギ
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染色

薬品名/染料名 役割
反応染料 鮮明な色合いが多いです。
レオニール WS 均染剤 (むら染めを予防する)
ソーダ灰(炭酸ナトリウム) 固着アルカリ剤 (繊維と反応染料を反応させる)
無水芒硝 染着促進剤 (染料の吸収を促進する)

使用する道具
名称 用途
必ず必要な道具 コンロ 温度を60℃の状態にして染める必要があるため
鍋・ボウル・寸胴など 火にかけられる容器で、染める素材がゆったり浸かるぐらいの容器を準備します。
ガラス棒・菜ばし・トングなど 染色中は、ムラ染め防止のため時々染める素材を動かす必要があります。
小さめの容器 染料、粉末の助剤を溶かすため
量り 使用する染料を量ります。家庭用の量りでかまいません。
精度の高いタイプは、取り扱っております。
計量カップ 染色に使用する水の量を計量します。家庭用の計量カップでかまいません。
温度計 染色浴の温度を60℃に保つ必要があるため
あると便利な道具 手袋、泡だて器、 ステンレス染色平カギ、 キッチンタイマー
色の再現性を求める場合
メスシリンダー 液体の体積を正確に測ります。
メスピペット 液体の体積を正確に測ります。
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染色の後に行なう処理

薬品名/染料名 役割
ネオポール B−300 ソーピング剤 (未反応の染料を除去する)
ネオフィックス FC200% 色止剤 (水や洗濯などに対する染色堅牢度を向上させる)

使用する道具
名称 用途
必ず必要な道具 コンロ 染着していない染料を落とすのに高温での処理が必要なため
鍋・ボウル・寸胴など 耐熱性の容器で、染める素材がゆったり浸かるぐらいの容器を準備します。
ガラス棒・菜ばし・トングなど ムラ処理防止のため時々染める素材を動かす必要があります。
量り 使用する助剤の量を計量します。家庭用の量りでかまいません。
計量カップ 水の量に対して、使用する薬品の量を決める時に使用します。
あると便利な道具 手袋、泡だて器、 ステンレス染色平カギ温度計
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