樹脂顔料で、模様を描いてみよう。


1、西洋茜で染める
2、直接染料で染める
3、ハイドロサルファイトで脱色をする
4、化学染料で染めた生地をデグロリンSコンクで部分抜染(脱色)をする
5、生地に樹脂顔料で模様を描いてみる
6、植物染料で染めた生地をデグロリンSコンクで部分抜染(脱色)をする
7、竹を染めてみる
8、お湯染め染料で染める

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▼ 樹脂顔料で、模様を描いてみよう。


道具・材料を揃える。
道具
家庭用アイロン、刷毛、小さい容器
材料
樹脂顔料 樹脂顔料
  • 液体タイプで、絵具のようにいろんな色合いがあります。
  • 化学染料にはない、白色もあります。
  • 化学繊維にも使用できます。
  • バインダーと混ぜる事によって、定着させます。
  • 水と混ぜても、問題ありません。
バインダー バインダー #41
  • 樹脂顔料バインダーを混ぜることによって、着色する素材に【樹脂顔料(色)】を定着させることができます。
  • バインダーの使用量を加減して、風合いの硬さを調整します。ただし、最低の使用量はございます。
  • 水と混ぜても、問題ありません。

樹脂顔料とバインダーを混ぜます。
樹脂顔料とバインダー

樹脂顔料とバインダーを混ぜます。
『樹脂顔料(ブルー MB)』『バインダー #41』を混ぜます。
混ぜる順番はありません。混ぜる時に使用する容器はなんでもかまいません。

全体量の重さの5%で、はっきりとした色合いが表現できます。
それ以下で、薄い色合いを表現してもかまいません。
加える量10%以内にしてください。

混ぜ合わせた樹脂顔料は、乾燥すると使用できなくなります。
保管する場合は、密閉できる容器で保管してください。
弊社が販売している『ポリ容器(中栓付き)』で保管することも可能です。
描いてみよう
図柄を描く 単純に、顔文字(^_^)を描いてみました。
いらない布ので練習してから描きました。
筆について
専門の刷毛(染色刷毛)を使用してもかまいませんし、市販の筆を使用しても問題はありません。
違いは、扱う人によって感じ方が違います。
専門の刷毛(染色刷毛)は、
  • 描きやすさ(作業のしやすさ)
  • 表現のしやすさ
  • いろんな種類の刷毛があります。
保管に気を使いますが慣れると染色刷毛が使いやすいです。
混ぜ合わせた樹脂顔料が、にじんで思い通りに描けない場合は、 【捺染糊(メイプロガム NP)】 を加えて粘りを調整してください。
または、粘りのあるバインダーに変更して調整します。
乾燥させます。
可能であれば、高温のアイロンをあててください。樹脂顔料の定着率が向上します。
水へ浸ける 試しに、水の中に浸けてみました。色落ち、にじみはおきませんでした。
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風合い、色合いの再現性を求めないなら、大まかに混ぜて子供さんと遊ぶのもいいかもしれません。
服についたら、落ちないとか、手に付いた場合は落ちるのに時間がかかったりということはございます。
筆で、描くのもいいですが、型紙を作って、同じ物を複数作るのもよいかと思います。
関連ページ 樹脂顔料について
樹脂顔料の色見本